令和5年 12月の御神葉 今年も残すところあと僅かとなりました。 境内の木々は葉を色付かせ、参拝者の目を楽しませてくれます。 木の葉の色が赤く染まることを紅葉(こうよう)といいますが、昔の日本人には、葉の色が揉み出されているように見えたようで、「揉み出づ(もみいづ)」→「もみづ」と言っていたようです。...
令和5年11月の御神葉は「榎(えのき)」です。 当社境内に楠と並び多く生えているエノキ。秋の風に染められて少し黄色く色づいてきました。 縁起の良い木を意味する「嘉樹(ヨノキ)」が転じてエノキとなったという説もあるそうです。...
10月1日に社頭でお頒ちする御神葉は柑橘の予定です。 (数に限りがありますので、無くなり次第終了致します) 蜜柑や橘の総称が柑橘で、当社境内の稲荷社前に植えられた夏蜜柑の葉をお頒ち致します。 本年も大きく酸っぱい実を沢山つけています。 また、葉のあちこちに虫食いの痕が。アゲハチョウの卵や幼虫も見られます。...
あんなに賑やかだった蝉たちが姿を見せなくなり、今度はコオロギやカネタタキなどが鳴き始めました。季節は秋へと移ろいでいるようです。 9月朔日にお頒ちする御神葉は桃の予定です。 桃には邪気を祓う力があると言われています。 神話では伊邪那岐命を鬼たちから助けたことからオオカムヅミという神名があります。...
令和5年8月朔日にお頒ちする御神葉は姥目樫(ウバメガシ)の予定です。 ウバメガシは、樫の仲間で、秋にはドングリが実ります。 刈込みに強く、生垣などによく使われているようです。 皇大神社の境内にも、多くのウバメガシが植えられています。 下の写真は、東の大鳥居より入って右側ウバメガシの生垣の写真です。...
多くの方がご参列される中、本日午後6時より夏越の大祓式滞りなく執り行い、 形代を納められた方々、ご参列の方々の罪穢れをお祓い致しました。 さて、7月の御神葉は笹です。 笹の葉は、古くより災厄など悪いものを祓ったり、近づけない力があると信じられています。...
バケツで稲を育てるバケツ稲づくり、今年は5回目くらいの挑戦です。 今回はバケツでもち米を作られている方から種籾を分けて頂き、数日水に浸して 芽が出た種籾を5月11日に植えましたら、スクスクと成長してきました。 秋に実りましたら稲穂を当社新嘗祭にお供えし、稲わらは注連縄に利用する予定です。...
5月おついたち詣り 令和5年5月1日にお頒ち予定の御神葉は「藤(ふじ)」の予定です。 藤は4〜6月ごろに紫色の花を咲かせる。つるは古くより民具の材料として使われた。また若芽ややわらかい若葉と、6分咲きぐらいの花は食べることができる。 当社では稲荷社横に藤棚がある。 若葉が美しい季節です。 神社へお詣りして清々しく5月を過ごしましょう。...
当社の桜は早8分咲きとなりました。新年度や新生活が始まる方も多いのではないでしょうか? 令和5年4月の御神葉は楠の予定です。 楠は材から樟脳が採れる香木として知られ、香り高く、寿命が長い「奇(くす)しい木」という意味で名付けられたという説があります。 古くから各地の神社などにも植えられて巨木になる個体が多いようです。...
令和5年3月朔日の御神葉は躑躅(ツツジ)の予定です。 ツツジは4月頃から 6月頃にかけて漏斗型の特徴的な形の花を咲かせます。 漢字の「躑」と「躅」はいづれも、立ち止まる、佇む、の意味があり「見る人が足を止めるほど美しい」様子を表しています。...