2月の御神葉は榊(サカキ)です。
神事で利用されたり、庭木などとして親しまれています。
枝先の芽は裸で、若葉が巻いて細長く鎌状になるのが本種の特徴で、6〜7月には黄白色の小さな花を咲かせます。
榊は「賢木」等とも表記され、広義では神事で使う常緑樹全般を指します。
関西地方の神事では本種を使用することが多いのですが、関東では葉にギザギザがある非榊(ヒサカキ)、広葉樹が育ちにくい東北では針葉樹の檜(ヒノキ)などが使用されます。
家庭の神棚にも飾られ、毎月1日と15日には新しい榊に替える習慣もあります。
近年、国内で榊を栽培する人が減り、お店で売られている榊の約9割が中国産だそうです。
皇大神社の神事では国産の榊を使用し、境内でも榊の栽培をしています。
【御神葉】
神社の境内に生える樹々を御神木、その葉を御神葉と申し上げます。
古くより神さまのお住まいである御神殿と共に地域で大切に受け継がれてきました。
ご家庭や職場でお神札と共にお祀りし、又は手帳などに挟んでお持ち頂き、身近に鎮守の杜を感じて頂けますと幸いです。
毎月1日、御神前にてお頒ち致します
お一人1枚ずつお持ち帰り下さい。
また、御神葉を入れる紙袋もご用意致しました。ご自由にお使いください。
初詣やとんど焼きの際は、今までの御神葉を重ねてこの袋に入れ、神社にお納め下さい。
御神葉を受けられるときには、お志をお賽銭箱にお納め下さい。
御神前に納められましたお賽銭や初穂料・玉串料は、神殿や樹木の保全管理をはじめとする神社維持運営に役立てております。
皆さまがご健康に過ごされますことお祈り申し上げます。
※毎月、葉の種類が変わります
※数に限りがございます
無くなり次第頒布終了致します