当社の本殿は元禄13年(忠臣蔵討ち入りの2年前)に建てられ、その本殿を風雨から守るべく昭和3年には昭和の御大典事業として幣殿・拝殿を含む覆殿が建てられ銅板にて大屋根が葺かれました。その後、老朽化により昭和46年に大屋根葺き替えが行われましたが、40年以上の年月が経ち雨漏りが発生。平成30年9月には台風21号の大打撃を受けました。
神職・総代で協議の結果、広く御奉賛を募集し、銅板よりも耐久性のあるチタン板で大屋根を葺き替えることとなりました。
チタン板は銅板と比べ耐久性がありますが、その分施工に技術が必要で費用も多くかかってしまいます。この度、チタン屋根の施工法を開発されました株式会社カナメ様のご厚意により、チタン板での施工を銅板施工に近い金額で請負って頂きました。
令和2年4月~9月には、令和御大典記念事業といたしまして大屋根の改修並びに玉垣改修の第1期工事が行われ、皆様方より御奉賛を頂き見事本殿の大屋根が新しく葺き替えられました。
しかしながら、3月下旬の大雨により未施工部分に雨漏りが発生し、急遽、本殿周りに足場を組み補修工事を行いました。
令和2年4月23日より幣殿並びに拝殿の大屋根改修工事が始まりました。
工事中につき、ご参拝時には足元・頭上にくれぐれもご注意下さい。
なお、当事業の御奉賛は引き続き受付しております。
1口1万円より御奉納頂けます。
令和2年6月末までに御奉賛頂けますと、1万円につきチタン板1枚にお名前をご記入できます。5万円以上の御奉賛で、玉垣に刻銘頂けます。詳しくは皇大神社までお問合せ下さい。